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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2010年03月23日

たがわ山菜 天ぷら4点セット(最終回)

 促成山菜も終盤に差し掛かりました。促成山菜が終わったハウスは早くも稲の育苗準備に入ります。何だかんだ言っても春ですねぇ~。



左上から、行者にんにく・青こごめ・うるい、下はタラの芽です。


 『たがわ山菜 天ぷら4点セット』も最終回となり、トリをとらせて頂くのは「たらの芽」。
 山菜天ぷらの代名詞ですよね。もう、食べた方も大勢いることでしょう。最近は「こしあぶら」にその座を奪われる状況になってきましたが、「こしあぶら」の促成技術が確立されていない為、まだまだ王座の地位はゆるぎないものと思われます。



ハウスにトンネル、加温・無加温方式の栽培です。見事です!

◎たらの芽[ウコギ科:タラノキ(新芽をたらの芽と言う)]
 櫛引地区を中心に栽培が行われています。以前は、北海道から木を購入し促成栽培されていましたが、現在では畑や転作田に栽培しているため購入する事はほとんど無くなりました。
 自然のものは赤みを帯びていますが、促成は緑色をしています。品種によっては赤いものもありますが、市場での評価はイマイチです。



一個一個収穫します。(ご苦労様です。)


 たらの芽に限った事ではありませんが、特に山菜類は大きければ高価ということが無いんです。私みたいな一般人は大きいものが美味しい(実際、美味しいです。)し、高価と思うのですが、時によっては、一番小さいSサイズのものが一番高価な場合があります。何故でしょう?
 正解は、高価で買う料亭の皿にLサイズは収まらないから。kao13 案外単純です。でも、その状況にあわせなくていけない農家さんは大変です。
 この商売をして『日本人の食糧に対する意識はおかしい!』と、つくづく思います。もっとも、今の流通形態では消費者の皆さんにも価格・規格の決定権は無いんですよね。



下から2番目の2Lサイズが一番安価です。おかしいですよねぇ~。face09


もう1ヶ月も経たないうち、天然物のたらの芽が出回ります。
  
タグ :たらの芽


Posted by カトcom at 18:30Comments(0)美味しい野菜

2010年03月19日

んめぇけでぃば!

 澄み切った晴天の中、予告通り行ってきました「花のドライブイン」。サッポロラーメンは有名ですが、ニンニクが濃い為、仕事中は無理。そんでもって、行く度に食べるのが『ホルモン定食』。kao1



ご飯が美味しい上に量も多いんですよ。(850円)

 先輩ブロガーの方々も先に取り上げてくれて、ご存知の方も多いと思うんですけど、ここのホルモンはカレー味!これが絶品!!グツグツ良く煮込んでるんでしょうねぇ~。



♪リンゴとハチミツとろ~りとけてる♪

 そこで、『花ドラ ホルモン定食暦10数年』、私の究極の食べ方を伝授致しましょう。

 1.まず、味噌汁で喉を潤します。
 2.ホルモンと、きざみネギをよく混ぜます。
 3.ホルモン5切れを目処に、ご飯が適量になるまでホルモンと美味しいご飯の味を堪能します。
   (ちょうどこの頃に、きざみネギがしんなりしてきます。)
 4.心落ち着かせ、卓上の「一味とうがらし」を少々。ホルモンを一気にかき回し、




5.ジャ~ン!!「丼」にしま~す。

 もう、ここからはかっ込むだけ。言葉は要りません。満足、満腹。face02
 自分にとっての「B級グルメ№1」は『花ドラ ホルモン定食』。

 ほんとい、んめぇさげ、食てみっちゃ。

 R47常万陸橋から見える、黄色い回転灯が目印です。

 地図はこちらから...。  続きを読む


Posted by カトcom at 20:18Comments(0)B級グルメ

2010年03月18日

たがわ山菜 天ぷら4点セット(その3)

 3月末が迫るにつれて仕事もプライベートも多忙になり、家に帰れば放心状態。kao16 一段落つき、久しぶりのアップです。face02



             左上から、行者にんにく・青こごめ・うるい、下はタラの芽です。

◎うるい[ユリ科:オオバキボウシ]

 「うるい」はアク抜きのいらない、臭みの無い、とても食べ易い春を代表する山菜の一つです。
 当JAでも、合併以前の単協時代から、朝日・羽黒地区で盛んに栽培されてきました。
 うるいは、山地の湿りけのあるところに自生しており、昔はその株を畑に移植して促成栽培をしたそうですが、今は購入した株を春に畑や転作田に株分けしています。その翌年は収穫せずに、じっくりと株を養成し、その次年の晩秋時期に株をハウスの促成床に伏せこみます。モミガラをかぶせ1ヶ月ほどすると、黄緑色の若芽が顔を出し、収穫を迎えます。



上品な緑色で愛くるしい表情をしています。



根の白と葉の緑のコントラストが美しい。kao5

 
 食べ方は、天ぷらは勿論ですが、クセがないため何にでも合います。
 私は、軟白ねぎ同様に「浅漬け」をオススメします。しょうがの千切りを入れるのがポイント。
 他の促成山菜よりリーズナブルなことから、たくさん食べることが出来ますよ。今はだいぶ価格も下がってきたんじゃないかなぁ~。icon15
 もう、1ヶ月もすると「天然うるい」が出回ります。春はもう間近icon22  続きを読む
タグ :うるい


Posted by カトcom at 21:03Comments(0)美味しい野菜

2010年03月10日

最近ハマってます!

 ここは「ブルボン羽黒工場」隣の、ラーメン店『まぼろし亭』。仕事場が近いせいもあり、開店当初から通ってはおりました。
 開店当初は、ラーメン、チャーシューメンと餃子しかメニューに無い、少々拘りのラーメン店なのかなぁ~face07と思っていましたが、昨年の秋頃からか定かではございませんが「味噌ラーメン」がメニューに加わり、2月には最近ハマってる「ピリ辛タンメン」が登場しました。kao5


最近ハマッてる「ピリ辛タンメン」(大盛・麺硬め)です。

 スープは味噌ベース(味噌ラーメンのスープと同じかな?)に、ラー油と一味唐辛子で辛さを加えています。やさしぃ~味噌ベースのスープ+ラー油+一味唐辛子は、絶妙なるマッチング!ほんで、具沢山の野菜も良い味出してくれてます。 いい仕事してますねぇ~。



 麺は、「細麺・やや縮れ」と個人的見解で解説しておきましょう。店主は「ラーメンの麺より若干太くしています。」との事でしたが、一般的なものと比較すれば「細麺」の部類に入ると思います。よって、私は「麺硬め」で注文しています。(もう少し太くてもいいんじゃないかなぁ?*コメント下さい。) 大盛りは麺2玉になりますので、大変食い応えがあります。ご注意を!今日も頑張って、


完食!

     午後から仕事さんねけぇ~icon15face07



 
ラーメンは「細麺・縮れ・あっさり」を好む方には最適なお店かと思います。
ちなみに、前金制です。





お店の外観で~す。道沿いに沢山立っている“ラーメン登り”が目印です。

 
 地図はこちらから...。  続きを読む


Posted by カトcom at 22:54Comments(0)ラーメン

2010年03月09日

たがわ山菜 天ぷら4点セット(その2)

 今日は寒かったですね~。明日は公立高校の入学試験日。受験生の皆さん、そして父兄の方々、最後の追い込み頑張って下さい。17日の合格発表では「山菜!」いや「万歳!」となるよう祈念します。(オヤジギャグでkao13) 
 と、つかみはスベリましたが、今日の山菜は「青こごめ」です。



             左上から、行者にんにく・青こごめ・うるい、下はタラの芽です。

◎青こごめ(青こごみ)[シダ類:クサソテツ]
 昔から庄内地方では「こごめ」と言えば「赤こごめ」のことを指していましたが、希少で栽培するにも難しく、市場にも出回らないため次第に「青こごめ」にその地位を奪われて行きました。ただ、最近では「赤こごめ」も栽培モノが出回るようになってきております。ちなみに、「こごめ」と「こごみ」は同じものです。総称を「こごめ」、くるくるっと巻いている新芽の部分を「こごみ」と呼ぶ人もいます。
 かつては促成山菜の花形でもあった「青こごみ」。バブル崩壊とともに料亭文化が廃れて行き、価格も比例して下がり始めて行きました。現在では栽培者もピーク時の半分になっています。
 ただ、優秀な農家さんが作った「青こごみ」は今でも老舗料亭や有名デパートから引っ張りだこ。クオリティーの高い農産物は不況をも凌駕します。



                 栽培方法はハウス・トンネル・加温方式です。

 庄内地方自生の「青こごみ」の株を促成栽培する人はごく僅か。その株の殆どが北海道から購入しています。その理由は茎の太さの違いからです。




                      北海道は“でっかいど~”!(またまたkao13) 




                       で、商品はこれになります。

天ぷらは勿論ですが、ゴマ味噌和えで春を感じてください
  
タグ :青こごめ


Posted by カトcom at 19:16Comments(0)美味しい野菜

2010年03月08日

たがわ山菜 天ぷら4点セット(その1)

 3月に入り身近に春を感じる季節となりました。(明日から「寒の戻り」のようですけれども。)こんな時期は何てったって、これ!これですよ。促成山菜です。天然モノは4~6月になりますが、今は栽培技術の発展により、早いものでは12月から食べれるようになりました。



             左上から、行者にんにく・青こごめ・うるい、下はタラの芽です。

◎行者にんにく
 その昔、出羽三山で厳しい修行を行う行者達が活力源として食べ、その香りがニンニクと酷似していたため「行者にんにく」と呼ぶようになったそうです。天然モノは鶴岡周辺でも採ることが出来ますが、大変希少で“幻の山菜”とも呼ばれています。栽培するにも、種を播いてから収穫するにはなんと8年の歳月を必要とします。主に朝日地区(旧朝日村)で栽培が盛んに行われています。


             栽培は「あさつき」と同じでハウス・トンネル加温方式です。




                       商品はこちらになります。


 天ぷらの他にも肉との相性が良く、炒め物にも最適です。また、臭いが気になる方は、生のまま冷凍にしたものを卵や油と一緒に調理すると良いそうです。  


Posted by カトcom at 19:40Comments(0)美味しい野菜

2010年03月05日

原田食堂

 久々に行ってきました。ここは庄内農業高校前、藤島ローカルエリアでは有名な老舗ラーメン屋、知る人ぞ知る「原田食堂」kao1
 店主が気まぐれなのか、営業日がまちまちのため中々食べる事が出来ない。今日はどうかなぁ~と覗いたところ、暖簾がなびいていました。face02
 それで、注文したのがチャーシュー麺大盛り(1,000円)。
                                    
このチャーシューが名物なんです。        
                                                                                                                                                


 麺は中太のストレート、スープは魚系少々、拳骨、野菜の醤油味かな?とにかく、懐かしい味なんです。庄内町(旧余目町)南野に20年位前ラーメン屋があって、そこと似てる味。昭和を感じさせるラーメンです。icon06台湾へ旅行に行った際、食べた支那そばの味にも似ています。


                    チャーシュー1枚の大きいこと!

 ラーメンは極端に好みが分かれる食べ物。前もって言っておきますが、麺にコシを求めるラーメングルメの方は遠慮したほうが良いかも。
 客層も近所の年配者が多いことが物語っており、しつこいようですが、とにかく懐かしい味。でも席はいつも満席なので、美味しいラーメン屋と思います。私は、好きですkao5

                で、「んだ!流 ラーメン記事」の締め方で終了。

                                                      ごっつぉさん!!

  続きを読む
タグ :原田食堂


Posted by カトcom at 19:03Comments(2)ラーメン

2010年03月03日

あさつき・浅葱・胡葱...?

 今日も寒かったですね~。今まで「あさつき」の出荷調整をしていました。おかげで芯まで冷えた感じです。
 場所によっては、あさつき・あさづき・きもど・ひろっこ等、色々な名前で呼ばれています。庄内地方では、「きもど」が一般的なのでしょうか?
 「あさつき」というと関東地方では万能ねぎみたいなものが一般的となります。そのため当JAでは「山あさつき」という商品名で販売しています。殆どが、関東地方のデパートやスーパーに販売しているためです。
 砂丘地で栽培されているものより小ぶりで、新芽の段階で出荷します。一本一本が手作業なので、出荷調整に掛かる労力ときたら半端じゃない。face07 高価なのもうなずけます。

                ハウスの中にトンネルで保温して栽培します。

                   出荷直前の「山あさつき」です。

 根っこを切って、薄皮を剥いで、水洗いします。一本一本ですよ!
 それで、出来たのがこちらkao5

                 有名デパート『伊O丹』行きの「山あさつき」


漢字にしても様々。「浅葱」・「浅月」・「胡葱」。田川地区では古くから「胡葱」としていたとの事。個人的にも表現からして、この漢字のが好きだなぁ~。でも、読めないよね。
 万葉の時代から食されてきた「あさつき」。酢みそ和えが一般的だけど、ドレッシング(胡麻がGood!)でもOK。その他、卵とじやかき揚げでも美味しく頂けます。収穫時期は12月~3月。
 さぁ!明日もがんばるぞぉ~
kao18  
タグ :あさつき


Posted by カトcom at 19:49Comments(4)美味しい野菜

2010年03月02日

雪中軟白ねぎ

 

                         
                      “雪中軟白ねぎ”の浅漬けです。
<作り方>
 1.“雪中軟白ねぎ”を適当な大きさに切り、ビニール袋に入れます。
 2.「めんつゆ」を、お好みに薄めたものを入れます。
 3.空気を抜いて、少しモミモミ。
 4.30分もしたら出来上がり。

 これが美味いですよ。まちがいなく、酒がすすみます。ビール
 柔らかな食感と軟白ねぎ独特の甘味。後から、ピリッとくる辛味は病みつきになります。
 他にも、ベーコン巻きや、白髪ねぎのようにきざみ水にさらした後、シャキシャキした食感を楽しめるサラダ風にもできます。

 何故、ねぎがこんなに簡単に食べれるのでしょうか?



 そのヒントは、写真の黒いシートにあるんですね~。露地ねぎは、白い部分を作る為に土を寄せます。しかし、この“雪中軟白ねぎ”は土をねぎに触れさせず、シートを掛け白い部分を作ります。よって、とても柔らかく、甘味の強いねぎに仕上がります。
 播種が5月~で収穫が12月~3月まで。播種~収穫まで約7ヶ月。とっても手間の掛かる分、美味しいねぎとなります。
 価格が安定しているので、近年作付けが拡大しています。稲作の育苗ハウスを利用できるのが最大のメリットです。
 当JAでも、軟白ねぎ作付けのためのハウス建設には、事業費の4割を助成しています。(力入っているぞ~okoru




     商品は、こんな感じ。3月に入り雪が消えると、ただの“軟白ねぎ”として出荷されます。
     (雪がないと、雪中という表現は出来ないんだって!消費者の皆さんは厳しい~face08)  
タグ :ねぎ


Posted by カトcom at 19:13Comments(2)美味しい野菜

2010年03月01日

プチヴェール

今が旬の野菜はなんと言っても「プチヴェール」。主に羽黒町、櫛引、立川地区で栽培されています。
 「プチヴェール」は、青汁でお馴染みのケールと芽キャベツを交配させて作られた野菜ですが、ケール以上に栄養価が高く、しかも糖度が高くて苦味の少ないのが特徴です。


                この新芽を収穫するんです。(体に良さそぉ~!)

 九州や静岡県の露地モノは大量に出回りますが、ハウスもので庄内の“寒ざらしプチヴェール”は甘味が凝縮されその人気は急上昇!今の時期であれば地元でも購入できると思います。


           生産者の丸山夫妻。いつも美味しい野菜ありがとうございます。 
 
 調理は簡単!そのまま約2分ゆでて、マヨネーズ。他に天ぷら、パスタの具材にもなります。熱を通すと鮮やかな緑色になるので、春を感じる料理にどうぞ。                                         



                      50gが一般的な商品です。
                     


                  100gは東京の超有名デパート専用  


Posted by カトcom at 18:49Comments(0)美味しい野菜